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データの信頼性

数字の出所と鮮度を、すべて見せる

どの会社の、どの期間のデータを、いつ時点で、どう検証して配信しているか。ZENITH Code の日本株データの広さと深さを、実測の数字で説明します。
4,568収録銘柄(株式・ETF・REIT)
93%財務指標がそろう株式
87エンドポイント
1,756API のプログラムの自動テスト

収録銘柄と割合は 2026-10-20 に dev 環境の /stable/stock-list と /stable/industry-benchmarks を数えた値です。財務指標の割合は、ROE を計算できる株式 3,745 社 ÷ 株式 4,014 社。エンドポイント数は /openapi.json から、自動テストの件数は API のプログラムのテスト(バックエンドで vitest を実行した結果)からです。

1. 収録範囲

東証・名証・福証・札証に上場する株式・ETF・REIT、4,568 銘柄を収録しています。

domain4,568 銘柄

株式 4,014・ETF 491・REIT 63。市場別では東証 4,454・名証 65・福証 30・札証 19 です。

株式4,014
ETF491
REIT63

table_chart財務データの充足率

株式 4,014 社のうち、最新の決算から ROE を計算できる会社は 3,745 社(93%)、PBR を計算できる会社は 3,772 社(94%)です。ROE は純利益と自己資本の両方が入っていないと計算できないため、財務データがそろっている割合の目安になります。

ROE を計算できる株式3,745 / 4,014 (93%)
PBR を計算できる株式3,772 / 4,014 (94%)
データ出所範囲・履歴更新
財務諸表(損益・貸借・CF・指標)TDnet の決算短信・EDINET の有価証券報告書例: トヨタ自動車は 2014-03 期〜2026-03 期の通期 13 期分と四半期。範囲は銘柄によって異なります日次(短信 16:30・有報 19:00 の目安)
配当(実績・予想・増減配・連続増配)TDnet の決算短信・配当予想の修正例: 三菱商事は 2013-03 期から 41 件。分割調整済みで、調整前の金額も併記日次(16:30 の目安)
有報の構造化データ(大株主・役員・報酬・政策保有株・関係会社・セグメント・人的資本・本文)EDINET の有価証券報告書提出された有報ごと(年 1 回)。既定は最新の有報で、多くのエンドポイントでは期を指定して過去の有報も取れます日次(19:00 の目安)
適時開示・臨時報告書・大量保有・イベントTDnet・EDINET開示の一覧と書類 ID、原本へのリンク1 時間ごとの目安(配信キャッシュは 15〜30 分)
株価(日足・分割調整)と株価から計算する指標取引所の株価データ(調整・指標は自社で計算)2010 年 1 月から(例: トヨタ自動車は 2010 年 1 月 4 日から)日次(終値ベース。16:30 の目安)
銘柄一覧(株式・ETF・REIT)上場銘柄の情報4,568 銘柄(株式 4,014・ETF 491・REIT 63)月〜土 16:45 / 19:45 に作り直し
経済指標と Fear & Greed 指数米 FRED(セントルイス連銀)・自社計算系列ごとに異なりますFRED は 6 時間ごと、Fear & Greed は毎分

履歴の長さは 2026-10-20 に dev 環境で実測した例です。

2. 項目ごとのデータ充足率

主な項目について、値が入っている割合を、分母・期の基準・値が無い理由と一緒に示します。

info

充足率は「値が入っている割合」で、値の正しさの割合ではありません。銀行・保険の営業利益、IFRS・米国基準の経常利益、赤字の期の配当性向などは、空欄が正しい値です。分母には通期の決算がまだ無い 218 銘柄(TOKYO PRO Market の 186 銘柄、上場から 12 か月以内などの 25 銘柄ほか)を含めていません。直近 10 期の率は、銘柄ごとに直近 10 回の通期を取り、銘柄 × 期で数えています。

項目充足率(直近通期)直近 10 期分母期の基準値が無い主な理由
売上高(営業収益・経常収益を含む)
revenue
99.3%
99.7%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
  • 名寄せされない売上相当の科目(「事業収益」「航空事業収入」など)14 件
  • 決算期変更の期など定義上出さないもの 10 件
営業利益
operatingIncome
96.6%
96.8%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
  • 銀行・保険には営業利益の概念が無い(空欄が正しい)94 件
  • 連結の欄に単体の値を載せない等の決まり 20 件、素材なし 14 件
経常利益
ordinaryIncome
91.6%
93.5%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
  • IFRS・米国基準には経常利益の概念が無い(空欄が正しい)306 件
  • 素材なし 11 件
当期純利益(親会社株主帰属)
netIncome
99.6%
99.9%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
  • 素材なし・名寄せ漏れ 12 件
総資産
totalAssets
99.9%
100.0%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
  • 決まりにより載せないもの 2 件
自己資本比率
equityRatio
100.0%
100.0%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    EPS(1 株当たり利益)
    eps
    99.6%
    99.9%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    • 素材なし・名寄せ漏れ 12 件
    BPS(1 株当たり純資産)
    bps
    99.5%
    99.7%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    • 素材の欠け 19 件
    1 株配当(実績)
    dividendPerShare
    97.7%
    99.2%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    • 短信だけで有報がまだの 2026 年 8 月期など、原因を調査中 87 件
    配当性向
    payoutRatio
    85.6%
    86.2%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    • 赤字(EPS 0 以下)の期は定義上出さない 435 件
    • 原因を調査中 95 件、素材なし 12 件
    営業 CF
    operatingCashFlow
    99.5%
    99.9%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    • 短信に CF が無い行など 17 件
    投資 CF
    investingCashFlow
    99.4%
    99.8%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    • 短信に CF が無い行など 20 件
    財務 CF
    financingCashFlow
    99.0%
    99.6%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    • 短信に CF が無い行など 35 件
    ROE
    roe
    98.8%
    99.1%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    • 決算期変更の期・自己資本 0 以下などで定義上出さない 32 件
    • 素材なし 12 件
    ROA
    roa
    98.9%
    99.4%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    • 決算期変更の期などで定義上出さない 25 件
    • 素材なし 12 件
    従業員数(有報から)
    employees
    95.3%
    98.1%直近通期の決算がある上場中の株式 3,796 銘柄直近の通期(全銘柄 2025 年 4 月以降の決算期)
    • その期の有報がまだ提出されていない(短信のみ)176 件。有報がある期に限れば 99.9%

    2026-10-20 時点の集計です。

    3. 更新の予定(日本時間)

    データの種類ごとに「いつまでに更新されているはずか」を決めて、遅れを監視しています。

    時刻(JST)内容
    15 分ごと各データセットのデータの変化を確かめ、変わっていれば版(X-Data-Version)と時点(asOf)を一緒に進めます。鮮度の判定もこの値で行います。
    毎時適時開示・臨時報告書・イベントフィードの期待更新(15 分を過ぎても更新が無ければ遅れと判定)
    16:30TDnet 由来(決算短信の財務・配当・株価・プロフィール)の期待更新時刻(日次)
    16:45 / 19:45(月〜土)全件系(銘柄一覧・スクリーナー・ランキング・決算 / 配当カレンダー・業種比較)のスナップショットを作り直します
    19:00EDINET 由来(有報の財務・大株主・役員・本文など)の期待更新時刻(日次)
    3:15 / 9:15 / 15:15 / 21:15FRED の経済指標を同期します。毎回、過去約 3 年分を取り直すので、遡った改定も反映されます

    時刻はすべて日本時間(JST)です。期待更新時刻は「この時刻までに更新されているはず」という監視の基準で、元データ(TDnet・EDINET)の公開が遅れた場合は、それに合わせて遅れます。

    4. 鮮度の見える化

    応答のヘッダーと公開の監視エンドポイントで、受け取ったデータがいつ時点のものかを、プログラムから確かめられます。更新の時刻を見張っているデータの種類(データセット)は 72 本です(エンドポイントや MCP ツールの数とは別の数え方です)。

    ヘッダー意味
    X-Data-Versionデータセットの版。元データが更新されると進み、版が変わると配信キャッシュも切り替わります
    X-Data-As-Ofその版を作ったときのデータの時点(UTC の時刻。株価は最新の取引日)
    X-Dataset応答がどのデータセットから来たか(鮮度の一覧の id と同じ)
    X-Cache配信キャッシュに当たったか(HIT / MISS)
    Server-Timingキャッシュに当たらなかったときの処理時間の内訳(版の確認・元データの読み込みなど)

    monitor_heart/stable/system/freshness と /stable/system/status

    どちらも API キーは不要です。freshness はデータセットごとに期待更新時刻・asOf・経過秒数・遅れの判定(stale)を返し、status は全体の稼働状態と、遅れているデータセットの数と名前を返します。

    curl "https://api.zenithcode.net/stable/system/freshness"
    curl "https://api.zenithcode.net/stable/system/status"

    遅れの判定: 直近の期待更新時刻より asOf が古ければ stale です。期待更新時刻には猶予があり、日次は 60 分、毎時は 15 分です。

    freshness の 1 行(2026-10-19 に dev 環境で取得)

    {
      "id": "income-statement",
      "group": "financials",
      "path": "/stable/income-statement",
      "expected": "daily-16:30-JST",
      "ttlSec": 21600,
      "asOf": "2026-10-19T13:24:17.564Z",
      "ageSec": 17886,
      "expectedAt": "2026-10-19T07:30:00.000Z",
      "stale": false
    }

    5. 出典の追跡

    数字がどの書類から来たかを、応答の中で辿れるようにしています。

    • check_circle財務諸表の各行に provenance(source・書類 ID・公表時刻・原本の PDF へのリンク)が付きます。source は tdnet(決算短信)か edinet(有報・四半期報告書など)です。古い期で損益計算書などの明細の書類が無く、値を有報の「主要な経営指標等の推移」や決算短信のサマリーから取っている行は、その書類を出典にして basis: "summary" を付けます。項目によって出所の書類が違う行は、fieldSources に項目ごとの書類を載せます(例: 売上高は有報、営業利益は決算短信)。出典の書類が分からない行は provenance が null です。2026-10-21 の抽出(40 銘柄・値がある行 2,936 行)では、99.9% の行に出典の書類と原本へのリンクが付いています。
    • check_circle大株主・役員・政策保有株など有報由来のデータには、書類 ID(docId)と EDINET の原本の URL が付きます。
    • check_circle開示の一覧・増配減配・配当政策・株主優待には TDnet の書類 ID と PDF へのリンクが付きます。配当の履歴と株式分割は書類 ID が付かず、配当は dataSource(取り込み元)だけです。株価・指標など書類から作らないデータには出典の書類はありません。
    • check_circleMCP 経由でも同じ応答が返るので、AI の回答に出た数字を原本まで遡って確かめられます。
    • check_circle原本の PDF へのリンクは、ZENITH Code の配信経路(/stable/filing-document。API キーが必要)です。PDF を用意できない書類はリンクを null にし、開けないリンクは返しません。
    • check_circle訂正の扱い: 会社が訂正の開示を出したときは、新しい書類の値で置き換えます。財務諸表では、決算短信の訂正で置き換えた区分の provenance に amended: true と訂正の書類(amendedDocId・amendedArchiveUrl)が付きます(docId は原本のまま)。有報由来のデータは、書類の種別 docTypeCode が 130(訂正有報)なら訂正後の書類だと分かります。データ基盤が取り込みの誤りを直したときも値を置き換えます。この直しの印や直す前の値は、API には出していません。ZENITH Code が明らかな桁違いとして表示から外した値は null にし、理由(sharesNote・suppressedFields)を付けます。

    income-statement の応答例から(トヨタ自動車)

    {
      "symbol": "7203",
      "fiscalPeriod": "2026-03",
      "provenance": {
        "source": "edinet",
        "docId": "S100Y8NY",
        "announcedAt": "2026-06-10T06:33:00Z",
        "sourceUrl": "https://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/WZEK0040.aspx?S100Y8NY",
        "archiveUrl": "https://api-dev.zenithcode.net/stable/filing-document?docId=S100Y8NY&type=pdf"
      }
    }

    6. 財務諸表の階層(提出どおりの木)

    /stable/financial-statement-full は、BS・PL・CF・株主資本等変動計算書(SS)・包括利益計算書(CI)・短信サマリーを、提出書類(XBRL)の表示の木のまま返します。標準化した値がどの行から来たかも、ここで確かめられます。

    merge_type勘定科目の名寄せ

    会社や会計基準ごとに違う勘定科目(XBRL のタグ)を、全社共通の標準の項目にそろえています。標準・Short 版の項目はこの名寄せでそろえた値で、どの決算書のどの行から来たかは、下の提出どおりの木と標準のキー(master_key)でたどれます。名寄せできない会社独自の科目も、捨てずに提出どおりの形で返します。

    308名寄せの標準の項目
    約 4,700対応づけた XBRL のタグ名
    71名寄せした値から計算・導出する項目

    2026-10-23 時点の名寄せの定義のうち、開示のタグを対応づけた項目の数です。すべての会社・期に全項目の値があるという意味ではありません(項目ごとの充足率は上の表)。

    提出どおりに再現できる

    書類と同じ並び(sort)・段(depth)・親(parent_key)・科目名(label_ja)を返すので、会社が開示した表をそのまま組み立てられます。

    会社独自の科目も残る

    業種や会社に特有の科目(例: 金融事業に係る債権)は、会社が定義した独自タグ(拡張タグ)で開示されます。標準化した項目だけでは消える行も、original_tag ごと返します。

    小計を検算できる

    is_subtotal と parent_key で、子の行の合計と小計の行を突き合わせられます。取り込み・符号の向きの確認や、独自の集計の土台に使えます。

    標準化した項目と結びつく

    master_key が付いた行は、income-statement・balance-sheet-statement などの標準化した項目に対応します。標準値がどの行から作られたかを追えます。

    項目意味
    depth木の深さです。1 が最上位です(Summary・SS は 0 から始まることがあります)。
    parent_key親の行の tree_tag です。最上位の行は null です。
    sort提出書類での表示順です。小さい順に並べると原本の並びになります。
    is_abstract見出しだけの行です。値を持たないので value は null です。
    is_subtotal合計・小計の行です。見出しの行も true です。
    original_tag提出書類の XBRL タグ。jppfs_cor_・jpigp_cor_・jpcrp_cor_ などで始まるものは標準タクソノミ、それ以外(例: tse-qcediffr-72030_…)は会社独自の拡張タグです。
    label_ja会社が付けた科目名です。label_en は英語名で、無い場合は空です。
    master_keyZENITH Code の標準項目への対応です(例: cash_and_equivalents)。会社独自の科目などは null です。
    context_idXBRL の文脈(時点・期間)です。例: CurrentQuarterInstant(当四半期末)、CurrentYTDDuration(当期累計)。見出しは null です。
    source値の作り方です。xbrl は提出書類の XBRL の値、calculated は小計を計算で補った値です。
    value金額で、単位は円です。短信サマリーの比率は 0〜1 の小数です(API では 0.104、画面では 10.4%)。キャッシュの流出などは開示どおり負の値です。

    例: 7203 の 2026-06 Q1(応答例。2026-10-23 に取得)の損益計算書と貸借対照表の先頭の行です。金額は億円です。

    損益計算書(PL)

    科目(段・タグ)金額(億円)
    営業収益見出し独自
    depth=1 · tse-qcediffr-72030_SalesRevenuesIFRSAbstract_pl
    —
    商品・製品売上収益独自
    depth=2 · tse-qcediffr-72030_SalesOfProductsIFRS_pl
    121,423
    金融事業に係る金融収益独自
    depth=2 · tse-qcediffr-72030_FinancingOperationsIFRS_pl
    13,831
    営業収益合計小計独自
    depth=2 · tse-qcediffr-72030_TotalNetRevenuesIFRS_pl
    135,254
    売上原価並びに販売費及び一般管理費見出し独自
    depth=1 · tse-qcediffr-72030_CostsAndExpensesIFRSAbstract_pl
    —

    貸借対照表(BS)

    科目(段・タグ)金額(億円)
    資産見出し
    depth=1 · jpigp_cor_AssetsIFRSAbstract_bs
    —
    流動資産見出し
    depth=2 · jpigp_cor_CurrentAssetsIFRSAbstract_bs
    —
    現金及び現金同等物(連結財政状態計算書)cash_and_equivalents
    depth=3 · jpigp_cor_CashAndCashEquivalentsIFRS_bs
    103,431
    営業債権及びその他の債権notes_and_accounts_receivable
    depth=3 · jpigp_cor_TradeAndOtherReceivablesCAIFRS_bs
    40,196
    金融事業に係る債権独自
    depth=3 · tse-qcediffr-72030_ReceivablesRelatedToFinancialServicesCAIFRS_bs
    140,863

    応答例は長い配列を先頭の数件に切って保存しているため、木は途中までです。実際の応答には全行が入ります。札の「独自」は会社独自の拡張タグ、英字の札(例: cash_and_equivalents)は標準項目(master_key)への対応です。

    関連: /stable/financial-statement-full · 指標の計算方法

    7. テストと検証

    API の形とデータの両方を、2 種類の確かめ方で守っています。1 つは ZENITH Code の API と MCP のプログラムそのものの自動テストで、74 ファイル・1,756 件をデプロイの前に全件実行します(2026-10-20 時点)。もう 1 つはデータ基盤の検査で、毎営業日 19:20(日本時間)に全銘柄のデータへ 179 項目の検査をかけ、書類を 1 件取り込むたびにも別に 7 項目を検査します。下の 1〜5 はプログラムのテスト、6 は実データでの確認です。

    OpenAPI の網羅性

    公開している全エンドポイントが、認証・英日の説明・トークンコスト・鮮度の登録・応答のスキーマを持つことを、実際に配信する /openapi.json から検査します。MCP のツールが実在するエンドポイントと引数だけを使うことも確かめます。

    DB スキーマの突合

    API が読む列の定義を、本番データベースの列の一覧と突き合わせます。存在しない列を 1 つ定義するだけで、その表を読むエンドポイントがすべて止まるため、監査で確かめた列の一覧に固定しています。

    全ルートの疎通

    全エンドポイントに代表的なリクエストを送り、正常な応答・必須パラメータの検査・データが無いときの応答・CSV 出力・日本語のラベルを確かめます。

    MCP の end-to-end

    MCP サーバーにツールの一覧と呼び出しを送り、ツールが本物の認証・クォータを通って正しいエンドポイントに届くこと、エラーの区別が正しいことを確かめます。

    鮮度の判定

    期待更新時刻・猶予・版の進め方の計算を、日次・毎時・週次・n 時間ごとの各パターンで検査します。

    実データのスモークテスト(85 本)

    dev 環境の実データに対して 85 本のエンドポイントを順に呼び、HTTP ステータス・件数・キャッシュ・データの版と asOf・応答時間を一覧で確認します。株主優待・配当政策・書類のファイル(filing-document)を含め、稼働状況と鮮度を返す system の 2 本を除く、公開しているすべてのエンドポイントが対象です。

    ruleデータの扱いの決まり

    • check_circle株式分割があった銘柄の配当・株価は分割調整した値を返し、配当は調整前の金額(rawAmount)も併記します。
    • check_circle連続増配年数は年間配当から自社で計算し、データ基盤で別に集計した値と一致するか(matchesReported)を応答に含めます。
    • check_circle極端な外れ値は、比較やランキングの結果を歪めないよう除外するか null にします(例: ランキングでは ROE が 100% を超える値を除外)。
    • check_circle会社が開示していない項目は推測で埋めず、null で返します。
    • check_circle配信するのは、公的な開示(TDnet・EDINET)、権利を確認できた出所のデータ、自社で計算した指標だけです。

    8. いまの制約

    できないことや、気をつけてほしいことも先に書いておきます。

    info

    株価は日足(終値ベース)だけで、日中のリアルタイム株価はありません。株価の履歴は 2010 年 1 月からです。

    info

    財務・配当の履歴の長さは銘柄によって異なります。上場して間もない会社は、上場後の開示からになります。

    info

    有報由来のデータ(大株主・役員・人的資本など)は、年 1 回の有報の提出に合わせて更新されます。四半期ごとには変わりません。

    info

    元データ(TDnet・EDINET)に誤りや訂正がある場合、その影響を受けることがあります。

    このページの数値は 2026-10-20 時点の実測です。データの正確性・完全性・適時性は保証されません。投資の判断はご自身の責任で行ってください(利用規約)。

    conveyor_beltデータの作り方を詳しく

    株主優待と配当政策のデータを、どこから集め、どう確かめてから公開しているかを記事にまとめています。

    株主優待・配当政策の仕組みを読むarrow_forward

    実際のデータで確かめる

    エンドポイントの一覧と応答例は、ログインしなくても見られます。