About
ZENITH Code について
ZENITH Code とは
日本の上場企業は、決算短信・有価証券報告書・大量保有報告書など、たくさんの書類を開示しています。ただし書き方は会社ごとにばらばらで、そのまま並べても比べられません。
ZENITH Code は、それを一つの形にそろえ、プログラムや AI エージェントから直接使えるデータにしています。すべての値に出典が付き、元の書類までたどれます。
2 年かけて作ったデータの基盤
ZENITH Code は、ある日 API として作り始めたものではありません。自社の投資アプリと分析サイトのために、2 年かけて作り続けてきたデータの基盤を、外から使えるようにしたものです。
01
始まりは配当の分析
最初に取り組んだのは配当でした。中間と期末、記念配当、株式分割の前後、予想の修正。正しい配当の履歴を作るだけで、数か月かかりました。この経験が、いまのデータの作り方の出発点です。
02
決算書を自社で読む
日本の会社は、日本基準・IFRS・米国基準のどれかで決算を開示します。開示に使われる XBRL(決算書の電子データ)も、会社ごとにタグの付け方が違います。外部のデータを買うのではなく、TDnet と EDINET の書類を自社で読み、比べられる形にそろえる道を選びました。
03
作り直しは 100 回以上
会社ごとの例外を足していくと、ある会社のための対応が別の会社の結果を壊すことがありました。2026 年に、決算書の親子関係(木構造)に基づく汎用の処理に作り直しています。作り直しは、全件規模のものを含めて 100 回を超えています。
04
外へ開く
同じデータは、同じ会社が運営する分析サイト StockClub で毎日使われています。自分たちが毎日使って直してきたデータを、開発者と AI エージェントにも届けるために、ZENITH Code を公開しました。
数字で見るデータの基盤
ZENITH Code と StockClub が共有しているデータの基盤を、実際に数えた値です。数え方と基準日を添えています。
- XBRL を解析した書類
- 37.0万件
TDnet 18.3 万件・EDINET 18.7 万件(大量保有報告書を除く。うち決算短信・有報・四半期・半期報告書は 30.9 万件)
- 集めた開示
- 130万件
2014 年以降の TDnet・EDINET の開示(書類 ID の重複なし。2026-10-21 時点)
- 自社解析している日本株
- 3,780社
上場中の日本株 4,014 社のうち、損益・貸借・CF の 3 表を自社の解析でそろえている会社。REIT は別
- さかのぼれる決算
- 12年分
中央値は 12.5 年
- 適時開示から解析結果が入るまで
- 約 46分
中央値。9 割は 50 分以内。直近 30 日の XBRL 付き決算短信 526 件で計測
- 毎営業日の自動検査
- 179項目
毎営業日 19:20 に全銘柄へかける検査。書類の取り込みごとにも別に 7 項目を検査
- 1 日に取り込む開示
- 平均 458件
TDnet。直近 30 日の営業日の平均。多い日は 1,066 件
- 「未取得」として返す値
- 0.9%
決算データのある 3,796 社の主要 7 項目のうち。0 で埋めた値は 1 つだけ
基準日 2026-10-16。データの基盤の本番データベースを、読み取りだけで数えた値です。
データの扱い方
データを配る側として、次の 5 つを決めて守っています。
01
公開された一次資料から作る
TDnet・EDINET・各社の IR 資料など、公開された書類から作ります。値には書類の ID と原本の URL が付き、どの書類のどこから来たかをたどれます。
02
書いてあるままの値と、比べるための値
決算書に書いてあるままの科目と並びを残したうえで、会社同士を比べるための標準化した値も作ります。標準化した値がどの行から来たかも確かめられます。
03
いつの時点のデータかを残す
訂正や修正があっても、いつ時点で何が分かっていたかを残します。応答にはデータの時点と版が付くので、プログラムから鮮度を確かめられます。
04
推測で埋めない
書類に無い値や、取れなかった値は、推測で埋めずに空のまま返します。空の理由と、項目ごとの充足率は「データの信頼性」で公開しています。
05
配ってよいものだけを配る
株価は取引所との契約に従い、会員登録して規約に同意した人だけに届けます。TDnet の書類そのものは再配布しません。使い方ごとの可否は「表示してよいデータ」にまとめています。
テストと確かめ方
データは、作るより確かめるほうに手間をかけています。毎日動いている確かめ方の一部です。
- 毎営業日の自動検査 179 項目
- 毎営業日 19:20(日本時間)に、全銘柄のデータへ 179 項目の検査をかけます。書類を 1 件取り込むたびにも、別に 7 項目を検査します。
- プログラムの自動テスト 1,756 件
- ZENITH Code の API と MCP のプログラムそのもののテストです。応答の形・料金の計算・ツールの動きを、デプロイの前に毎回すべて実行します。データの検査とは別に動いています。
- 実データでのエンドポイント確認(85 本)
- 実際のデータに対して 85 本のエンドポイントを順に呼び、件数・データの版・時点・応答時間を確かめます。株主優待・配当政策・書類のファイルを含め、稼働状況と鮮度を返す 2 本を除く、公開しているすべてのエンドポイントが対象です。
- 決算ごとの検算
- 決算 1 回ごとに、主要な項目の欠け落ちや、現金残高のつじつまを確かめ、おかしな期には印を付けます。
- 原文との照合
- 株主優待と配当政策は、引用が原文に実在するかを機械で確かめ、さらに人または AI エージェントが 7 つの項目で原文と照らします。週に 1 回、外部の情報とも突き合わせて漏れを探します。
- 更新の遅れを見張る
- データの種類ごとに「いつまでに更新されているはずか」を決め、遅れを監視しています。
名前とロゴ
ZENITH(ゼニス)は天文学の言葉で、観測している人の真上の一点「天頂」を指します。ばらばらの開示を、使う人の真上から見渡せるようにしたい、という思いを込めました。「Code」は、プログラムや AI エージェントから使うデータであることを表しています。
ロゴは頭文字の Z 一文字です。上の横棒だけを斜線と平行な細い切れ目で離し、左下から右上へ上がる線がほのかに浮かぶようにしました。飾りではなく、作りの正確さで信頼を表したいと考えています。
運営会社
- 会社名
- 株式会社Crabgrass
- 代表者
- 代表取締役 谷口 草平
- 設立
- 2024年
- 所在地
- 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-7-26 ワコーレ新宿第一ビル
- お問い合わせ
- contact@zenithcode.net · お問い合わせフォーム

